人生の中で、貴重な知識に出会い、その知識が人生を開くということが時にある。これは、意識がその次元にまで到達可能な段階に達したがゆえに、その知識は彼の魂に繋がったのだ。どんなに多くの情報が周囲にあろうとも、意識レベルがそれを受け入れ可能な次元に達しない限りは、魂はその認証を自らの制御によって拒絶し続けるのであり、時には自身の認証領域外にある真実でないものを真実と認識してしまうのである。こうした状況に出会うのは、それ以前の段階で、意識の次元がその情報レベルに近づいているのだ。
千賀一生(2010)『ガイアの法則』 p.259, 徳間書店.